【2026年】パレット購入に使える補助金|制度詳細と最新動向も

物流パレットの導入で、できるだけ費用を抑えたいと考え補助金について調べている担当者の方も多いのではないでしょうか。パレットをまとめた枚数で購入すると、費用の負担も大きいからこそ補助金を上手に活用しつつ導入したいものですよね。

物流パレットの購入費用を抑えるためのポイントや、2026年の補助金の傾向も含めて詳しく解説していきます。物流パレットで補助金を使いたいと考えている人は、参考にしつつ該当するかどうかを判断するようにしてみてください。

物流パレットの購入費用を抑えるための主な3つの手段

物流パレットを導入する際は、まとまった初期費用がかかることも少なくありません。

特に物流パレットを大量購入する場合は、コストの負担が大きくなりがちです。状況に応じて、費用を抑えられる方法を検討することが重要になってきます。物流パレットの導入コストを抑えるための、代表的な3つの方法を紹介します。

中古パレットを購入する

物流パレットの導入費用を抑えたいのであれば、中古パレットを購入するのをおすすめします。

安価で購入できるためコスト負担を大幅に減らすこともでき、初期費用の負担を抑えられます。

パレットを導入したいと考えている企業のなかには、実際にどのくらい使用するのかイメージできていないケースもあるのではないでしょうか。初期費用を抑えつつ、必要なパレットの枚数を確保できるため中古パレットを購入する方法もおすすめです。

レンタルパレットを利用する

物流パレットの導入費用を減らしたいときは、レンタルパレットを利用する方法もあります。

購入よりも初期投資を抑えられますし、倉庫内の保管や管理の負担を大幅に減らすことも可能です。余計な費用もかかりにくくなるからこそ、負担を減らしつつ進められると思います。また、使用頻度が時期によって変わる企業もあるのではないでしょうか。必要な枚数をそのときに合わせて柔軟に調整できる点も、レンタルパレットならではの使いやすさと言えると思います。

「物流標準化促進事業費補助金制度」を活用する

物流パレットのコストを抑えるためには「物流標準化促進事業費補助金制度」を使う方法もあります。

物流の効率化や省人化を目的にしているものになり、標準仕様のパレットや物流機器の導入などを支援してくれる精度になります。物流業界では、パレットの規格が企業ごとに異なることによる積み替え作業や非効率が課題となっています。

そのため、国が率先して”パレット規格の標準化”を進めることで生産性の向上に努めています。

ただし、補助金を利用するためには標準仕様のパレットの導入など、いくつかの要件を満たす必要があります。また、条件にあったときは設備導入費用の一部において補助を受けられるため、お得に利用できます。

物流標準化促進事業費補助金制度の詳細と2026年度の最新動向

物流標準化促進事業費補助金制度は誰でも利用できる精度ではなく、子業や事業者に定められた一定の要件をクリアする必要があります。クリアしていないと、利用することはできません。物流標準化促進事業費補助金制度の2026年の最新動向について詳しく見ていきましょう。

制度の目的

物流標準化促進事業費補助金制度の制度の目的として、物流における荷姿やパレット規格の標準化を進めるための、取り組みを支援する「補助制度」となります。

物流現場では、企業によってもパレット規格や荷姿が異なるため大きな問題となっていました。そのため、拠点間の輸送のときに「ばら積み」「ばら降ろし」「パレットの積み替え」作業などが発生してしまい、作業の非効率化が起きている状態です。トラックドライバーの待機時間が増えてしまい、労働時間の増加などの問題も出てきています。こうした問題を解消するために、国は標準仕様のパレットの普及はもちろん、物流機器の標準化を推進して進めています。

また、標準パレットを導入することによって、フォークリフトの荷役作業の簡素化に繋がることや、作業の負担を軽減でき、ドライバーの待機時間を減らすことにも繋がります。こうした理由を見ても、物流の効率化や省人化・生産性向上を目的に取り入れられている制度と言えます。

補助対象事業

物流標準化促進事業費補助金制度の補助対象事業は大きく分けて二通りに分類されます。

  • 荷役作業の効率化に取り組む事業
  • 補助対象要件パレットを効果的に活用し物流の効率化に取り組む事業

のいずれかと考えるとわかりやすいと思います。

荷役作業の効率化に取り組む事業とは、レンタルパレット事業者より、補助対象となるパレットを導入する必要があります。

また、次年度以降も年度ごとに今年度内の増備が困難な場合は、増備が認められるケースもあります。補助対象のパレットだけでなく、設備や機器類・システムなどの付帯している経費が対象です。

補助対象要件パレットを効果的に活用し物流の効率化に取り組む事業では、補助対象要件のパレットの増備や入れ替えは必要ないものの、輸送用として効果的に活用しており、自動化やシステム化など効率的なパレット管理を必須としています。

補助対象の要件となる設備・機器

物流標準化促進事業費補助金制度の補助対象事業となるためには、明確な要件が決められています。

具体的には補助対象要件のパレットを導入することで荷役作業の効率化や活用して物流改善を図ることを目的に行われており、利用促進のために必要とする設備などが対象となります。

例えば、物流標準化促進事業費補助金制度の補助対象外になるのは、極めて短期的な対応になるときや、パレットの増備や導入枚数が極端に少なくなる場合です。他にも、輸送用として使用しないときや、すでに導入されている同一商品の買い替えを希望しているときは、補助対象外となってしまいます。

また、補助対象の経費として計上できないものもあります。

例えば、申請に関わる事務作業費はもちろん、報告書を作成するときにかかる機器や備品、他の国庫補助金にて補助対象になっているものなどは対象外です。

補助対象事業者(間接補助事業者)

物流標準化促進事業費補助金制度の申請ができる事業者は、以下の条件があります。

”レンタルパレット事業者から補助対象要件パレットを導入する荷主・物流事業者・倉庫事業者・レンタルパレット事業者”となります。

民間事業者・地方公共団体・個人事業主・一般社団法人や一般財団法人なども対象となります。他にも、国土交通省の承認を得たうえで、事務局が適当と認めているなどの条件があります。

ただしこれらの要件を満たしていても、国土交通省より補助金等停止措置や、指名停止措置になっている事業者などは、物流標準化促進事業費補助金制度を利用できません。

また、レンタルパレット事業者から補助対象要件のパレットを導入する人もいると思います。

パレットを使い物流効率化に取り組んでいる着荷主や運送事業者・倉庫事業者なども対象になる場合があります。詳しい対象者については、事前に確認するのをおすすめします。

補助金交付額

物流標準化促進事業費補助金制度の補助金交付額は”間接補助事業対象経費の1/2以内”と定められています。

この数字よりも多い範囲は、補助金の交付額には含まれません。また、荷役作業の効率化に取り組む事業の場合は、500万円、補助対象パレットを効果的に活用し物流の効率化に取り組む事業は1,000万円が上限となります。

どちらの対象になるのかによって、交付額が変わってくるため、まずは上限額を確認する必要があります。ただし、申請状況に応じて、補助率を1/2以内に変更することもあるため、必ずしも子の通りではありません。

申請方法・流れ

物流標準化促進事業費補助金制度の申請方法や流れは以下の通りです。

申請の形式:公募にて実施

申請方法:メールもしくはファイル転送システムにて行う

申請に必要な書類:ホームページよりダウンロードすること

  1. 8月頃に、公募情報が発表され受付を開始(10月頃に〆切)
  2. 申請書の提出を行い審査→有識者による採択委員間にて審議
  3. 交付決定すると、交付決定の通知を行い事業の開始となる
  4. 11月上旬に見積もりや競争入札を行い、発注をかける
  5. 間接補助事業者説明会の実施
  6. 設備を導入し稼働を確認し導入した設備の納品や支払を行う
  7. 翌年1月に実績の報告や書類の提出を行い、補助金額の確認や請求を行う

実際の補助金の支払は3月頃になることが多く結果が出るまでに時間がかかります。

申請期間

物流標準化促進事業費補助金制度は、4回の申請期間があります。

過去をもとに、第一次から第四次までの申請期間は以下の通りです。

第一次:令和7年4月30日(水)14時~6月12日(木)16時まで

第二次:令和7年6月13日(金)14時~7月15日(火)16時まで

第三次:令和7年7月16日(水)14時~8月20日(水)16時まで

第四次:令和7年8月21日(木)14時~10月17日(金)16時まで

※2025年(令和7年度)の情報参考

第一次の申請は例年3月〜4月から開始されているため、早めに確認する必要があります。

2026年(令和8年)における制度の見通し

物流標準化促進事業費補助金制度は、年度ごとに公募されている制度になります。

2025年には確かに公募を行っていますが、2026年度の実施については現時点にて正式に発表されているものではありません。しかし、日本ではドライバー不足や2024年問題もあり、物流効率化を積極的に取り組むための政策が強化されています。

こうした物流業界ならではの問題もあるため、同様の補助制度が継続して実施される可能性も十分に考えられます。物流パレットの導入は初期費用の負担も多くなるため、最新情報をしっかりと確認しておくことが大切です。

まとめ

パレット導入は初期費用としてまとまったコストがかかるからこそ、物流標準化促進事業費補助金制度を上手に活用しつつ費用を負担できるような対策を行うことが大切です。

公募期間が限られているため、情報を常に確認しつつ、タイミングを逃さないようにしましょう。ROUTE88は、予算も含め、最適なパレットの提案も可能です。豊富なレンタルパレットを用意しているので、導入を検討されている方はお気軽にご相談くださいね。

私たちは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。
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